占いって

占いって、たとえば山登りをしていて、上から降りて来た人が『これから先は岩が多いですよ』とか『風が出てきたんで、天気が変わりそうですよ』みたいなことを知らせてくれることに似ているかも。

勘が働く人やそれに対して何か知識がある人には、わかることかもしれないけれど。

不安な人や初めての人にとっては、そのひと言でも心構えがしやすくなるみたいなところがあるんじゃないかと思う。

人生の山登りで苦しい時や不安な時は、占いというお知らせが役にたつことがある。

『ここから見える景色が素晴らしいですよ』と言われて、気づく風景があったり。

『道は狭くなりますが、あと少しで山頂ですよ』と聞いて、自分のいる場所が想像できたり。

占いは、宇宙の法則や自然界からのメッセージに気づいた人達が、遠い昔から繋いできたもののひとつであり、先人の知恵として時代に合わせて変化してきたもの。

何でもかんでも、いつでもと言うよりは、人生の役立つ道具の一つとして、そのお知らせを受け取るタイミングも不思議とあり。

自然と繋がる、自然のリズムを感じることができれば、いちばん素敵なことなんですけど。

先人の知恵であったり、便利な道具は使ってみると人生の一片が楽しくなると思う。

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